MTBの修理も大詰め、『クランク』の交換。

今年の2月の『事故』以来、長年怠けていた整備も含めて、少しづつ修理を進めてきた。なかなか手に入らなかったのが、衝突で曲がった左側クランクだった。『ペダルケージ』もクランクの曲がりも直したけれど、クランクは僅かにすりこぎ(歳差)運動をしていた。なぜ手に入らなかったかというと、2つ目の理由は、クランクの特殊な角穴の開いている向きにあった。



これはギヤー側だけれど、角穴がこんな風に開いている。ほとんどのクランクは、角穴が45°振っている。諦めてすりこぎのまま乗っていたけれど、たまたま宝塚のKinoさんのブログに『サイクリー』という中古のパーツ屋が紹介されていた。我が家から7㎞ぐらいで、とっても近い。さっそく行ってみた。



国道176号線から見た、猪名川の河川敷です。大雨で花火大会が中止になり、たぶんそのあとの大雨が、砂を河川敷に運んだようだ。川西市をあっという間に通り過ぎて宝塚市に入ったすぐのところに・・・・



・・・・・サイクリーが見えてきた。



お店の入り口です。



サイクリーのネット通販で見つけたのでお店にあるかと思っていたら、ありました。待望のクランクセットが、なんと723円プラス税、これはお買い得!



その他、カセットもあるし・・・・・



中古完成車もフレームも置いている。ブレーキシューやチェーンは新品が置いていて、価格はウエパーなんかとそんなに変わらない。『CN-HG40』のチェーンが896円プラス税で売っていたので、ついでに買ってきた。



さて、交換しようと眼鏡をかけてよく観察すると、表面が結構ポツポツと腐食している。アルミは酸に弱いから、雨ざらしで酸性雨にでもやられたのかもしれない。山登りをしている頃、アルミのボトルに梅シロップを入れて持っていったら、リュックの中がベタベタになった事があったなぁ・・・。せっかくだから、綺麗にしてやろう。



最近リムの掃除に使いだした、台所用のホーミーで磨くことにした。



時間をかけて綺麗になったけれど、『FSA』の文字まで消えてしまった。まあいいや、裏側にFSAの浮きだし文字がある。



ギヤー側も変えようと思ったけれど、錆も多くあまり程度が良くないので、左側だけ交換することにした。両方同時に見ることは絶対に無いし・・・。



クランクを抜く工具は、『銀輪亭』から借りてきた。せっかくだからお掃除だけでもと思い、ギヤー側も外すことにした。2面幅が15.8mm。15mmだったらペダルのスパナが使えるのに、あまり好きではないけれど、モンキーレンチで弛めた。



ワァ・・・、こんなに汚れている。手の入りにくい場所はこんなものかな・・・。



BB側も、泥んこ・・・。



お掃除をしたら、こんなに綺麗になった。ここから先を分解するときは、また特殊な工具が必要になりそうだ。今回はここまで・・・。



ギヤーもクランクも、綺麗に掃除をした。



反対側の曲がった方のクランクも、同じ様に外して掃除をしてグリースを塗って・・・



はい、無事取付完了です。



とりあえずの整備は、これにてお終いかな?あとは、かなり擦り減ったスリックタイヤを交換するぐらいだ。

追加情報



四角い穴がこの向きに開いているのは、このSR SUNTOURと今回手に入れたFSAの他に、宝塚のKinoさん情報では、TRUVATIVも角穴の向きが45°振っていないという事です。

以上、クランクの交換作業でした。

コメント / トラックバック 3 件

  1. かず爺 より:

    サイクリーという店は何所にあるのですか?
    今度紹介してください。

  2. にわ まこと より:

    サイクリー宝塚は、宝塚市口谷東3丁目です。こっちから行くと国道176号線を中国道沿いに走って、加茂3(久代3)の信号で中国道の北側に抜けて、歩道をちょっと先に進んだところです。ヤフオクなんかと比べて割安感はないけれど、ものが手に取って見られるし、カズさんの目なら掘り出し物が見つかるかもしれないですね。

  3. だいすけ より:

    2月に事故に遭われたとは初めて知りました。気を付けてください。

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