第1回『ぺダリアン塾』の開校です

9月の20日・21日という申し分のない季節に、第1回ぺダリアン塾が開かれました。私のように、我流で自転車に乗ってた人の為に、今回のテーマは『自転車ちゃんと乗れてますか?』です。さて、どんな塾になるのやら・・・・?

集まってきた仲間は、JACC(日本アドベンチャーサイクリストクラブ)に所属して、世界中を走ってきたベテランから50㎞以上走ったことがない初心者まで、これから自転車で海外に出てゆこうとしている30歳代の若者から80歳代のオッチャンまで、自転車はバリバリのロードからマウンテンバイクまで様々・・・



・・・、ではJR川西池田から猪名川に沿って出発です。



最初の目的地の、多田神社です。この時は誰も知らなかったけれど、何故かこの時すでに階段を担ぐ練習をしていました。



リーダーのカズ爺から、多田神社の歴史のお話がありました。



何故か、『神戸ヒヨコ登山会』の看板が・・・。曲がって錆びた釘が歴史を感じるので調べてみたら大正11年発足で、現在でも活動をしているそうです。ここでちょっと『ヒヨコ』を覚えておきましょう。後程出てきます。



第六十四代横綱曙関と第六十五代横綱貴乃花関が、植樹をしたようです。第六十六代は何をしたんでしょうか・・・?では、先に進みましょう。



多田神社から少し走ると、『多田銀銅山悠久の館』があります。たぶん館長さん?が、色々と説明をしてくれます。東は高山峠から西は三田のあたりにかけて鉱脈がいっぱいあるそうです。『この間来たときは、綺麗なお姉さんが説明してくれたけどなあ・・・』と、訳のわからない不満を漏らす輩もいました。何を考えてるんだか!



鉱石を運ぶ機械の台座のあたりで、お弁当を広げました。



鉱山のお勉強を終えたので、それでは坑道を見学に行きましょう。



ここが、坑道の入り口です。入って見ましょう。



『あれは銀じゃあないのかなぁ・・・?』 そんなこと絶対にないって・・・!



稲干しの風景もすっかり見なくなったなぁ・・・なんて、地道だけれど呑気なことを言って走ってたのはこの辺りまでで・・・。



道は自転車で走るどころの騒ぎではなくなってきました。サッカーボールを括り付けて歩いているのは、今回のコースを設定した『中西大輔』さん。



ようやく峠に到着。とんでもないコース設定で皆からブーイングの嵐に、『海外に出たら、こんなもんじゃあない・・・』なんて、大輔さんは笑い飛ばしている。



さっき多田神社の階段で担ぎの練習をしてよかったね、ウノちゃん・・・!



舗装路を走れる喜びを再認識しながら、最後の峠を登ります。



県道12号線西峠の手前、今日の宿泊地『奥猪名健康の里』に全員無事到着です。



到着直前にアキちゃんの自転車のディレーラープーリー脱落事故が発生したけれど、みんなで寄ってたかって直してしまった。三人寄れは文殊の知恵・・・、何とかなるもんです。(悪戦苦闘しているのはメカニック にわ、工具を準備しているのは助手のキム)



到着して休む暇もなく、『まっすぐ走る・安全に曲がれる・安全に登れる下れる・安全に止まれる』の、講習会です。私が一番難しかったのは、自転車の右側で右足をペダルに乗せてケンケンで走らせる・・・。もう初めは、怖くて3mも進めない。普段は左右同じように乗って走ってるようだけれど、得意不得意があるのがよく分かりました。



お風呂と食事が終わって酔っぱらうまでに、西アフリカの旅の報告会とパンク時のチューブの交換講習会が行われました。本日のぺダリアン塾はここまで・・・、あとは酔っぱらって寝るだけです。



いやぁ・・・、もう最高のお天気!



朝のミーティングの後、準備運動をして、さてこれから西峠を越えて『丹波篠山』に向かいます。みんなを写したつもりだったけれど、もしも写ってなかったらごめんなさい。画像は、昨日のも混ざってます。お名前が間違ってたらお知らせください、即刻なおします。ネットに写真は困るという方はお知らせください、即刻削除します。



『銀輪亭』のデグチさん、いつもありがとうございます。



フジタさん、『トンネルの中で追い越さないでね、闇討ちはだめですよ・・・!』



ワァ・・・、曳かれそう!だめだって、そんなにカメラマンの傍を走っては・・・カワバタさん。



11年間15万kmも荷物を積んで地球を走ってたら、こんな漕ぎ方(大輔漕ぎ)になります。絶対にマネしちゃあだめです。



『犬橇で北極圏』を彷徨っている京都のババちゃん、犬より自転車の方が扱いやすいでしょ・・・。六甲山は一緒に歩いたけど、自転車は初めてですね。



サドルを高くしたので自転車から下りられなくなってしまって・・・、ごめんねウノちゃん。でも、あの高回転ペダリングは最高です。



サイクリングは静かに楽しみましょう。今度一緒に走るときは、口と鼻にガムテープを張ってやろうかな・・・、キムさん!



川西市の勉強をもう少ししましょう・・・、川西市役所職員なんだからホリウチさん!



今回のリーダーのカズさん・・・色々と教えて頂き、ありがとうございました。第二回もよろしくお願いします!



『ヒヨコ鑑定士』のアキさん、宴会の席では不謹慎な野郎どもが『僕がオスかメスか鑑定してくれます・・・?』なんて押しかけて、すみませんでした。私はどちらかはっきり分かってるので、鑑定は不要です。鑑定士は日本に100人ぐらいしかおられないようです。すごいお姉さんです。



どうしてみんな、自転車に乗ると笑顔になれるんでしょう。また一緒に走ろうね・・・ヒキタさん!



武庫川のサイクリング以来ですね・・・、またチョクチョク走ろうねタカグチさん!



女性を引き連れてうれしいのはわかるけど、ちゃんと目を開けて走ってね・・・・カワゾエさん。



いくら自転車が軽いっていっても、カセット25Tで峠道を普通に上がってくる御年80歳のイナジィ~さん、富士四湖のサイクリングも一緒に走れて楽しかったです。

ありゃ、誰か抜けてるなぁ・・・、ごめんなさい。

9月24日写真追加



マスダさん、大輔さんが写真を送ってくれました。実は僕のカメラにも写ってるんだけれど、僕のお尻が半分以上写ってるんで、この方が良いでしょう。マスダさんの、西峠の次の峠の登りはすごかった。全く歯が立ちません。歳の問題ではありません。



篠山城跡で、記念撮影です。この後城下町を散策して・・・・・



部外者立ち入り禁止ですが、現役の木造校舎『篠山市立八上小学校』を、外から見学させてもらいました。



こんな天井は、もう見ることは無いかもしれません。明治からの歴史を感じさせられます。チャンスがあれば、中を見学させてもらいたいものです。



帰りは国道173号線を使います。県道12号線の西峠よりは、天王峠の方が初心者にはずっと優しい峠です。神様ごめんなさい、途中の神社の石段で、お昼ご飯を頂きました。



11年も自転車で世界を放浪』していると、貰い癖・拾い癖がつくようです。大輔さんは走っていても、食べられそうなものは何でも拾います。拾ったアケビを、一つ頂いた。なかなか甘かったなぁ・・・。



アケビの種を吹き飛ばすキムさん。こんなバカなことをしているか、喋り続けているかどっちかです。



峠も過ぎて、快適なツーリングが続きます。走りながらの撮影も、だいぶ慣れてきました。



国道173号線のトンネルを避けるため、一庫ダムの東の道を進みます。



おっと、ようやくタジマさんの登場です。



一庫ダムで、最後の記念撮影です。



ここからの眺めは良いなあ・・・、川西市の方がよく見えます。



良い歳した大人が、もうこれは完全に小学生の世界です。猪名川に沿って、南へ向かいます。



カズさん、二日間ありがとうございました。次回もしっかり勉強しますので、よろしくお願いします。

自転車の個人的な記録

9月20日(山岳コース担ぎも含む)

走行距離:48.36㎞

平均速度:14.3㎞/h

最高速度:39.2㎞/h

走行時間:3時間22分

9月21日

走行距離:87.34㎞

平均速度:17.9㎞/h

最高速度:53.2km/h

走行時間:4時間51分

感想文:

とにかく、むちゃくちゃ楽しい『ぺダリアン塾』でした。事故も怪我もなく、脱落者もなく、それが何よりです。また一緒に走りましょう。

以上『第一回ぺダリアン塾』でした。

 

 

コメント / トラックバック 9 件

  1. だいすけ より:

    今回の北摂ツーリングを考えたのはカズ爺と出口さんと私です。自転車ツーリングの楽しさや自転車に乗ることの知識を理解してもらえればと、「ペダリアン塾」を企画しました。出口さんが今月(2014年9月)から「第3日曜日を銀輪亭の定休日にする」と決断されたので「ペダリアン塾」が開講されました。毎月第3日曜日は銀輪亭で「ペダリアン塾」をするかもしれませんので、ちょくちょくお店をのぞいてみてください。次はどこをみんなでサイクリングしたいかとか、企画を立ててくれる方はどしどしお知らせください。

  2. かず爺 より:

    早速のブログ書き込みご苦労様です。
    何より無事で全員帰ってこれたことに感謝です。
    次回も、少し役に立つ講義を考えておきます。
    このような講座を数回行い、卒業旅行を実施して修了証書を出せば楽しいと考えています。
    広報部長として企画を練りましょう。

  3. aki より:

    この二日間がよくわかる写真ですね!さすが広報部長!!
    次回にわさんが写らないといけませんね☆
    楽しい2日をありがとうございました(^^)

  4. 増田 より:

    楽しいツーリングありがとうございました。
    大輔さん初めて自転車を担いで山を登りましたが、冒険感があり面白かったです。「船頭多くして船山に上る」ならぬ「JACC多くして自転車山に上る」ですね。
    カズさん講義ありがとうございます。ちょっとしたことを意識するだけで、走りが楽になりました。目指せタロコです。
    丹羽広報部長、早速のアップありがとうございます。あれっ僕の写真がない、次回は写真に写るよう、丹羽さんの周りをちょろちょろします(笑)
    次回のぺダリアン塾も楽しみにしています。

  5. 馬場哲平 より:

    皆さんお疲れ様でした。参加できなかったのが残念です

  6. うの より:

    早速のアップありがとうございます〜
    みなさん、自転車に乗る姿が様になっているのに、わたしだけなんか乗り方がおかしいですね。orz
    でも講義を意識した2日目は抜群にモモへの負担が減りました。ペダリアン塾のおかげで自転車がもっと好きになりました。一人で走る時も実践して行きたいと思います。
    ありがとうございました

  7. にわ まこと より:

    にわです。
    たくさんのコメントを頂き、ありがとうございます。
    大輔さん:これからも、色々と企画を立てて実践してゆきましょうね。
    カズさん:卒業旅行に修了証は、なかなか良いアイデアですね。広報部長として、頑張ってゆきます。
    akiさん:今度はakiさんに、写真をお願いしようかな?僕は走るだけ・・・。
    増田さん:ごめんね写真が無くて・・・。今、大輔さんたちの写真も共有しようとしているので、私以外の写真で増田さんを発見したら、追加で掲載します。しばらくお待ちください。
    哲平さん:次回はぜひ参加してくださいね。楽しみにしています。
    うのさん:二日目は、別人のような走りでしたよ。カズさんが教えてくれた1時-3時の漕ぎ方と、サドルの高さがよくなったからだと思います。子供の三輪車に乗ると、モモがパンパンになります。サドルの高さは、とっても大事です。

  8. たかぐち たかよし より:

    こんなに多くでの自転車ツーリングは初めてでした。とても楽しかったです。
    カズさんの講義を聞き、自転車の扱い方を改めて意識するようになりました。ありがとうございました。
    増田さんは登りも下りも本当に速い! あっというまに見えなくなるのでビックリしました。
    丹羽さん、所々で先行しての撮影お疲れ様でした。丹羽さんの走りについて行けるように精進します。
    次回も皆さま、よろしくお願いします。

  9. サイクリング旅日記 » Blog Archive » 第3回『ぺダリアン塾』輪行講習会&紅葉の有馬温泉ツアーの巻 より:

    [...] 一回の『丹波篠山ツアー』、第2回の『堺・自転車博物館ツアー』に続いて、今回は第3回『輪行講習会&紅葉の有馬温泉ツアー』を企画しました。では、出発です。豊中5人組は『銀輪亭 [...]

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