たかが3mmされど3mm、ARAYAの回答。

先日、『自転車の泥除けを取り付けた』を書きました。その時の写真の一枚が・・・



・・・・これです。自転車でなくてもメカに詳しい方なら気が付くと思うけれど、フェンダーを固定している弛み止めナットが、あまり良い状態ではありません。拡大すると・・・・



・・・こんな状態です。このナットはナイロンナットと言って、弛み止めの機能を持ったナットです。ナットのネジ部の最後の所をナイロン(写真では白色)にして、弛み止めの機能を持たせています。ところが写真でも分かるように、ボルトの先端がナイロンのところまで達していません。ボルトがあと3mmぐらい長くないと、弛み止めには届きません。すなわち弛み止めの無い、普通のナットと同じです。

これはちょっとまずいんじゃないかと思って、輸入代理店のARAYAに、写真を添付して問い合わせてみました。メールの内容を転記してはいけないとは書いていないけれど、倫理上どの部署の誰が返答したかまでは書きませんが、その回答の要旨を以下に示します。

  • ご指摘の点、状況は確認しました。
  • キットの内容が普通のナットであれば、このような指摘は無かったと思います。
  • ダルマネジのボルトは特殊なボルトの為、長さを改めるのは難しいです。
  • 他の泥除けと比べると、この部分はかなり締結力は強いです。
  • 自転車は弛んだ場合に問題が想定される部位は、大きなネジでかなりの固定力で締めています。
  • ドロヨケステーに限らずその他の部分は、定期点検と増し締めが必要です。
  • 他のブランドの自転車も、同じです。
  • 自転車は時々不思議な部分を感じます。フロントディレーラーのように、塗装の部分にバンドで部品を取り付けたり・・・・
私が自転車のメカに対して素人なので、こういう事をメーカーに質問してしまうのかなぁ・・・。部品の機能の一部が、十分に機能しないような寸法の取り合いをしていて、『自転車は時々不思議な部分を感じます・・・・』と言われても、どうすりゃあいいんだろう。『キットのナットが間違ってました・・・』と言って、普通のナットを送ってくれば、それはそれで筋は通るんだけれど。

トラックや建設機械の世界にいたから余計にそう思うんだけれど、その世界で同じような事をやらかしたら、即刻国土交通省にリコールの届を出すよ! 3mmでも、許してくれないもの。自転車の製造品質は、摩訶不思議な世界です。走行中にステーが外れて前輪に絡まったら、やっぱり 『貴方は、ちゃんと出発前に点検しましたか!』って、笑われるんだろうか。つんのめって天国まで直行していたら、笑われてもかまわないけれどね。

にわ まこと 記

コメント / トラックバック 1 件

  1. カズ爺 より:

    なるほど、マコサンは理論的な爺さんだったのですな。
    私も、言われてみれば、自転車の部品は意味不明の強度不足や、
    雑なところがあることは、以前からズーット感じていました。
    何故もっと追求しなかったのかと不思議です。いわゆる趣味と
    おもちゃの混同した世界かも?
    オーダーバイクなどは、自己責任でねじ1本にこだわりながら
    作る人も居ますが、これは壁掛け自転車になるような物が多いです。
     私のような何処までも走りを追及する自転車愛好家は、意外と走
    ればそれでよいと考えて、壊れたら針金で仮止めして帰ってくる連
    中が多いのも事実です。

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