2015ペダリアンの集い

2015年5月30日(土)・31日(日)伊豆半島でJACC(日本アドベンチャーサイクリストクラブ)主催の「2015ペダリアンの集い」が開催されました。参加者は平和と友好を目的に海外を自転車で旅した会員とその理解者たちです。



5月30日(土)8:50 新東名高速道路土山サービスエリア(滋賀県甲賀町) 関西組は豊中を6時出発、出口さんの自動車で伊豆を目指します。7人と自転車6台が乗車。高速道路を快調に進んでいきます。



14:50 韮山反射炉に到着。今月初めに「明治日本の産業革命遺産」としてユネスコの諮問機関による世界文化遺産への登録勧告があったところです。近辺は大型駐車場が整備され、道路が拡張され、観光客誘致の準備がされていました。



16:40 天城峠(旧天城トンネル前) 標高708m 川端康成の「伊豆の踊子」や松本清張の「天城越え」で知られる峠。トンネルは明治38年に竣工され、全長は445メートルある石組みです。平成13年には国の重要文化財に指定されている。交通量の多いメインの道路から離れて静かで趣のある峠道です。



中はひんやりと冷たく、昔の空気がそのまま残っているかのようで静岡県を代表する心霊スポットだそうな・・。



17:00 国道414号線・河津7滝ループ橋 ぐるりと2周下ってきました。傾斜はゆるく、楽しく下れます。



20:00 関東方面からやってきた仲間たちと合流し、伊豆高原青い風ユースホステルでの食事が始まりました。ユースの青山ペアレントはかつてサイクリストだったので我々腹ペコサイクリストたちの舌と胃袋を満足させてくれる味覚と量と栄養バランスが抜群の食事を提供してくれます。



21:00 食事を楽しみながら、神谷さんの「オーストラリア一周自転車旅」の報告会が始まりました。平和なオーストラリアですが、水の入手が時として困難で、命の危険を感じる旅だったと振り返られました。続いて、日名さん「東南アジア自転車旅」の報告会、大友さんの「南米横断自転車旅(ブラジル-アルゼンチン-ボリビア-ペルー)」の報告会、木下さんの「ブータン、タスマニア自転車旅」の報告会が行われました。最近は定年退職後に自転車冒険を始める方々が多く、熟年パワーを感じました。みなさんいきいきとしていますね。



5月31日(日)7:30 朝から青山オーナー夫妻自慢の焼きたてパンほかボリュームたっぷりのサイクリスト朝食メニューをずらりとならべていただきました。これで今日も力いっぱいペダルが漕げます!



9:20 ユースホステル前で記念撮影をしました。前列左のお二人がオーナー夫妻です。(ペアレント青山俊子さんは自転車での日本一周体験者です) 右端が今回の「2015ペダリアンの集い」実行委員長、松葉京三JACC副代表(自転車での世界一周体験者で日本人最年長の現役プロキックボクサー)です。



10:00 参加者みんなで伊豆東部をサイクリングしました。参加者は自転車旅のベテランたちから初心者までさまざまで、自転車の種類や服装もさまざまですが「サイクリング好き」というのが共通点です。レースのように急ぐ必要なく、景色を楽しみながら仲間との親睦を楽しみました。



伊豆半島東部の田園風景。前方は約4000年前に大噴火した大室山です。



10:50 本日のサイクリングは丘を下った先にある城ケ崎海岸まで。ここは、大室山が約4000年前に噴火したとき溶岩が海に流入し、海の侵食作用で削られてできた出入りの激しい溶岩岩石海岸です。岩場にはウミツバメがたくさん飛び回っていました。空気が澄んでいると遠く海の先に伊豆大島が見えるようです。



11:30 城ヶ崎海岸でお弁当を食べてお開きです。今日は雨の予報でしたが、スーパー晴れ女さんのおかげで晴天に恵まれました。感謝!

文責:だいすけ

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