カズ爺の喘息で四国酷道

5月3日6:30徳島のワシントンプラザホテルを出発。

熟睡できずに呼吸が困難。吉野川沿いを約50㎞で貞光には行けるのです。

また、道は高低差もなく快適なサイクリングのはずですが、平均速度を上げることが困難です。

途中のコンビニで朝食をとり、塩谷さんと走ります。

塩谷さん曰く、カズ爺が体調不良がちょどよいペースだと上機嫌である。

 

 

 

8:30頃に吉野川町で 小休止。

吉野川のゆったりとした流れにいやされます。

 

 

 

 

9:30頃に貞光駅に到着。すでに今朝大阪を出発した出口、後藤、中西、馬場、田島氏等は貞光駅前に到着しておりました。

また、昨日神戸から出たキムさんも現地付近でキャンプをしていたそうで到着されていました。

中西氏とキム氏はケーナの民族楽器を吹き鳴らし、朝からテンションが高いこと。

それにしても、貞光の近所の住民は大人しいのか?誰も文句は言いません。大阪なら「ジャカマシイ朝からピーピー音立てるな!」とわめかれると思います。

10;08最後の清水さんが列車で到着。10:30出発の集合写真を撮りました。

その後、二重梲のある家並みを抜け、貞光川沿いの渓谷をさかのぼります。

徳島県の脇町やこの貞光町は江戸期から藍染で裕福な商家が多く存在し、家屋の防火設備として梲を設けたそうで、商売が下手で梲を建設できない人のことを「梲の上がらない奴」というようになったとのことです。

 

 

 

 

その後、出発から15㎞地点の岩戸温泉近くの町役場支所前で12時過ぎとなり、昼食を取った。徐々に上りの勾配がきつくなり、カズ爺は呼吸困難で足が回らない。全体の3分の2ほど登ったところで、タイムリミット伴走車に拾われました。

走行中の写真は余りにも厳しい登りで、誰も撮影できず、記録に残せないのが少し残念である。しかし、さすがに、中西・キム・田島・出口・塩谷・大畑は時間内に見ノ越までの登りを終えることができた。この登坂量1,420mと距離20㎞は、日本でも有数の峠道である。

 

特筆賞賛に値するのは、初心者の田島氏と高齢である大畑氏である。彼らの凄さは世界的にも高名な世界2周男「中西」を抜き去る走りができた、脱帽ものである。又、上り坂に弱点があった塩谷氏が好成績で登りきれた事も素晴らしい、見ノ越の茶屋でしばし休憩、思い思いに祖谷そばを食べたり補給をしました。また、雨に打たれたことから、ストーブに当たり暖をとりました。

見ノ越で道は酷道438号線から439へと分岐します。ここからしばらくは下り基調で

途中に二重かずら橋・案山子村と見どころがありますが、体力的に観光気分ではありません。

案山子村風景

 

この案山子たちは、かつてこの村に居住していた人々のモニュメントと聞く。あまりにもリアルな姿に少し不気味な思いがした。

 

 

その後、4:30いやしの温泉郷三嶺に到着11名は温泉に宿泊し、中西氏とキム氏は山でキャンプとなりました。

温泉の泉質は単純泉のようでサラサラと気持ちの良い泉質でした。

食事は素晴らしくおいしい懐石料理で食べきれないほど堪能しました。

宿泊の部屋は古民家の大広間、囲炉裏があり また訪れタイと思う宿です。

カズ爺は食後ただちに布団にくるまり喘息に耐えるのみでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント / トラックバック 1 件

  1. 坂本照夫 より:

    体調の良不良は何時でも何処でもです。しかし全員無事に阿波の旅を満喫された由、
    慶賀の至りです。銀輪クラブの快走に祝杯! 坂本

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