‘2014/02’ カテゴリーのアーカイブ

自転車『トゥクリップペダル』のその後。

2014/02/16

本日2014年2月16日より、にわ まことがカテゴリーを追加しました。『サイクリング旅日記』ですが、自転車のメカや走り方や安全に関する記事を、ここで掲載して行こうと思います。それらに関する記事は、どなたでも結構ですからこのカテゴリーに記事を投稿してください。

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結論から言うと、快調そのものです。実は前回のブログをアップした後、たまたま記事を見ていただいた方『山賊総業』さんからコメントを頂いた。子供のころから自転車漬けの人生を歩んでこられた方で、何故か偶然にも豊中の卒業した中学が一緒。大変親切に『トゥクリップペダル』の事を色々と教えていただいた。ペダルにはトゥクリップ用と、トゥクリップにはあまり向かないタイプの物があるようで、私のはその後者でした。ペダルに足を突っ込むことを『ペダルを拾う』と言う事や、専用のペダルには『拾い』やすい様に、『蹴返し』という三角の突起が付いている事等々本当に詳しく教えていただいた。確かに、WEBの画像なんかをよく見ると、付いてる付いてる。『山賊総業』さんに、感謝!

アドバイスに従い、『トゥクリップ』には不向きな私のペダルを向く様に改造てみた。



これが改造前のペダルの『ケージ(枠の事)』で・・・



これが改造後のケージだ。ストラップを通す穴を開けて、ストラップが傷まないように穴の角を滑らかに仕上げた。



そして、『蹴返し』まで付けてしまった。



さて、ペダルに組みつけてみた。これが表で・・・



・・・裏側は、こんな具合だ。『どうだ・・・これでいいか、山賊総業さん!』

気合はともかくとして、実際に坂を走ってみると、足一本で走ってるのに比べて反対の足でペダルを引き上げると、こんなに違うのかと思ってしまう。両足を使ってるからと言って当然引き足の方が弱いからペダルを回すトルクは2倍にはならないけれど、かなり違う。どれぐらい違うのか、ちょっと計算して見たくなった。考え方が正しいかどうかは分かりませんが、あくまでも自己満足の計算ですので、悪しからず・・・。

前回のブログで書いている様に、今までは前ギヤー32T(2速) 後ろギヤー28T(7速) ギヤー比 1.14で箕面の滝道の最大勾配を登っていた。今は前ギヤー32T(2速) はそのままで、後ろギヤー21T(5速) ギヤー比 1.52で何とか登れるようになった。ギヤー比をトルクに見立てるのはちょっと無理があるけれど、30%以上トルクアップしたことになるのかな・・・?。

もう一つの効果と言えば、変速の回数が減った。今までは信号で止まる前に2段ぐらいシフトダウンしてたけれど、引き足を使うと特にシフトダウンの必要が無く、そのまんまで加速して行ける。家を出てから滝道の龍安寺まで後ろはトップギヤー(1速)で走って行って、龍安寺を過ぎたあたりから坂に応じて後ろを1速からだんだん5速までシフトを下げて、そのまんま滝まで上がってしまう。

考え方によっては、DeoreLX7速のディレーラーが、ストラップの780円で10速のディレーラーに生まれ変わったようなもんか? 7速ディレーラーは部品を何から何まで総替えしないと8速以上にならないのに、なんだかずいぶんとお得な買い物をしたような気分になって来たなぁ。幸せ感の、費用対効果は抜群の物がありました。

ちょうど昨日、自転車屋『銀輪亭』に集まるおっさん連中のミーティング(飲み会ではない、健全な集まり)があった。そこで改造前のトゥクリップペダルを自慢してたら、我らが世話焼きボス猿のカズさんが、『・・・それなら、もっとサドルを高くしろ・・・』と言って、股関節までの高さとMTBのサドルの高さを測って、『いきなりあげると危ないから、まずは5cm上げたほうが良いなあ・・・』と言ってくれた。地面に爪先が着くか着かないかぐらいだったけど、サドルはまだ低かったんだ。短足かどうかは別にして、股関節高さ88cmだそうだ。

参考資料:

私のトゥクリップペダルは、本物ではありません。本物は靴裏にシュープレートという板が付いていて、ストラップを弛めないと絶対に足がペダルから外れない構造です。そんなもの、怖くって私には土台無理です。競輪の選手なんかはこれの様ですね。痛いだろうああ、落車してもそのまんま滑ってく・・・。詳しくは『茨城県サイクリング協会』のHPをご覧ください。そこまでぼろくそに言わなくても良いのにと言うぐらい、『トゥクリップペダル』は危険だから普及させるなと書いてあります。

もう一つ、前出の『山賊総業』さんのブログ『MY MAPS 私の地図』は、昭和30年頃から以降の大阪北摂豊中の歴史書です。『熊野田』という地名が、『田野熊』と印刷されている。若い人は『くまのだ・・・』と読むけれど、古式正しくは『くまんだ』と読みます。懐かしく、とっても面白いです。ぜひご覧あれ!

以上、報告を終わります。

自転車を『トウクリップペダル』に改造した。

2014/02/16

この記事は、BOOKMARKS『60歳からの青春』2014年2月9日の記事です。

17年前に購入したMTBにどんなペダルが付いてたかは忘れてしまったけれど、時々ペダルを踏み外すのでちょっと面の大きめのペダルと交換をした。それでもまだ踏み外すので、爪先のところがちょっと引っかかるハーフクリップを取り付けた。



元々はトウクリップペダル用の物で、当時は何故ストラップを付けるのかも考えずに、ストラップを通すところを切り落として、ハーフクリップにして機嫌よく走ってた。昨年の5月頃だったか、箕面の滝前で知り合った友達に、『ペダルは踏むんじゃあなくて、回さなあきません・・・』と教えてもらった。ちょうど日帰りツーリングを始めた頃で、回すのを心がけて走るようになった。それまでは時計の文字盤で言うと1時から5時の間ペダルに力を掛けていたのが、このアドバイスでまあ11時から7時ぐらいまではペダルに力を掛けられるようになった。確かにこの方が、楽に走れる・・・様な気がする。

ところが最近よく見かけるロードバイクは、信号待ちから発信する時、『パチン・・』と小気味よい音を立ててスタートしてゆく。そうか、これがスキーでいうビンディングか・・・!1月の初詣で松尾大社まで一緒に走った仲間のロードバイクも、この『パチン』を装着している。カッコいいなぁ・・・!でも、外すの忘れてひっくり返りそうだし、靴も腐った運動靴では乗れないし、やっぱりいろいろと物入りだなぁ・・・、貧乏ライダーには荷が重い。



ということで、色々と調べてみてトウクリップペダルを試してみる事にした。自転車の道具箱をごそごそ探したら、GTのロゴの入ったトウクリップが出てきた。何故ここに入ってたのかは不明。

残念ながら道具箱にストラップまでは無かったので、ヨドバシカメラで買い求めた。余談だけれど、最近箕面に引っ越したシルベストサイクルには、売ってなかった。そりゃあそうだ、最新のロードバイクに今頃トウクリップペダルを付けるバカもいないだろう。まあ、トウクリップペダルは2~30年までツールドフランスでも使ってたんだから、私には十分過ぎる武器になるかもしれない。

こんな感じに取り付ける事が出来た。

靴を突っ込むとこんな感じになるんだけれど、どうもこのペダルはトウクリップには向かない様だ。ペダルの黄色いプレートのところに、ストラップを通す穴が無い。このまま使い続けると、擦れてストラップが切れるかもしれないなあ・・・。まあ少し走ってみて調子がよさそうなら、ストラップを通す穴を開けよう。黄色い板の材質はアルミだから、何とかなるでしょう。



パッケージの注意事項は、しっかりと読みましょう。一番上は英語だけれど、次はzefalだからたぶんフランス語、次は絶対にドイツ語だ。次は何だ、スペイン語か?もちろん英語を読むと、『前輪の泥除けに、トークリップが当たらないか確認しなさいよ』、次のパラグラフは『どんな状況下にあっても、ストラップをあんまり強く締めちゃあいけないよ・・・』ぐらいの感じかな?



これがパッケージの裏側だけれど、文字が小さくてお年寄りには読めない。写真を写してPCで見れば、ようやく読める。組み立て方や使い方や注意事項が、やたらと回りくどく書いてある。もう少しユーザーフレンドリーに表現できないかなぁ・・・欧米人よ!。

最後の画像です。Dは何を言ってるんだろう?この矢印の向きは何だ? 解説を読んでもよく分からない。Eは靴を抜くときを言ってるのかな? 要するに『何度かひっくり返って痛い目にあって、ちょうど良いストラップの締めの強さとリリースの方法をマスターしなさい・・・』って言ってるんでしょう。さすがフランス人、御親切にありがとうございます。では、これから出陣です。今日はこれにてお終い。

 結果中間報告

翌日、早速毎朝の日課の箕面滝道を駆け上がった。昨日降り積もった雪も朝からの雨で融けてしまい、今朝は滝の前のベンチに誰かが作った雪だるまの残骸が物悲しく座っていた。

果たしてトウストラップの効果はいかに・・・。

結論から言うと、とっても良い感じだ。そのまま引き上げると少し足の裏がペダルから浮く感じがするけど、爪先を少し起こす様にして引き上げると、しっかりとペダルと靴がくっ付いている。

いつもの坂で徐々にギヤーを落しながら登ってみた。なんと、いつもより1段高速側のギヤーで一番きつい坂が登れる。もう少し厳密に言えば・・・。

前ギヤー32T(2速) 後ろギヤー28T(7速) ギヤー比 1.14で登っていた坂を、前ギヤー32T(2速) 後ろギヤー24T(6速) ギヤー比1.33で楽に上がれた。この差は大きいぞ、780円の効果は絶大、暗峠もなんのその・・・、とはいかないか!まあ今日は初日だから、頑張って練習して慣れてくれば、もう少し走れるかもしれないなあ・・・。

良いことばかりではありません。悪いと言うほどでもないけれど、発進してペダルに足を乗せる時に、ペダルの重量バランスの関係でペダルの角度が垂直以上に回っている。何時の調子で乗せたら、靴がペダルの裏側に乗ってしまう。まあ、慣れればどうということは無いかもしれない。ストラップはそんなに強く締めていないので、外す時もちょっと後ろに抜くようにすれば、簡単に靴は抜ける。私の様に、あまり財政が豊かではない自転車乗りにはお勧めですよ!

『SHIMANO DeoreLX 7速ディレーラー復活』修理完結編

2014/02/16

この記事はBOOKMARKS『60歳からの青春』2014年1月5日の記事です。

またこの記事は、2013年12月9日『13年前のSHIMANO DeoreLX 7速ディレーラーが、修理できない』の記事の続きです。

日に日に、ディレーラーの切り替わりが悪くなり、変速に支障が出てきた。このまま年を越すのもなんだか夢見が悪いし、年末に思い切ってシマノを諦めてサードパーティー品を探した。BBBかACORあたりで何かありそうなので、仕事の帰りに梅田のウエムラサイクルパーツに寄ってみた。



BBBは無くて、ACORがあった。それも、ぴったり11Tだ。

裏を見ると、色々な機種に対応できるように、スペーサーがABCDと4種類用意されている。店員さんに聞いたら、詳しいことはご存知無いようで『WEBで調べたら、どのスペーサーを使ったらいいか分かりますよ・・・』と言われた。

早速買い求め、アクションスポーツのWEBで調べてみたら、ARO-2501アルミプーリーを見つけた。2501には記載が無かったけれど、その下のARO-2901に、スペーサーの画像があって、

A:シマノ8・9・10速

B:シマノ7速およびカンパニョーロ8速

C:カンパニョーロ9・10速

D:スラム/ESP

とあった。シマノ7速はBを使えば良い。さて、交換作業を始めましょう。



これがプーリーで、アルミの本体にZZシールベアリングが付けられている。



スペーサーBを両側に取り付けます。さて、ディレーラーのプーリーを取り付けるアームに付けようとしたら、センターは合っているのにスクリューがネジ山にちっとも喰わない。おかしいなあと思って、ノギスで幅を測ってみた。

元々のシマノのスプロケット幅は、8.0mmある。



今組み付け用としたスプロケットは、エッなんと9.8mmある。これではネジ長さが1.8mmも足らない。参ったなあ・・・、ウエムラサイクルパーツのお兄ちゃんはいけますよって言ったのに!電話をしてやろうと思ったけれど、ほかのスペーサーでもっとフランジ部の厚みの薄いのは無いかと思って見たら、『スペーサーA』が最も薄い。これをベアリングに装着して・・・・



測ってみたら、8.2mmだ。0.2mmぐらいなんとか行けるかもしれない。シマノ7速と言っても、同じではないんだということが分かった。

バッチリ行けました。上下プーリーを交換して切り替わりを確認しようとした。プーリーの交換には関係なさそうなのだけれど、何故かギヤーとプーリーの位置関係がおかしいので、トップギヤーとローギヤーの調整を行ったけれど、何故かうまくいかない。トップギヤーを合わせるとローギヤーの7段目にチェーンが上って行かないし、ローギヤーに合わせると1段目のトップギヤーに入らない。そうこうするうちに、変速レバーがスコンと抜けてしまった。なんと、疲労でディレーラーワイヤーが切れてしまった。即『銀輪亭』の出口さんに電話をして、ワイヤーがあるか聞いてみた。『ありますよ・・・』早速出かけて、ワイヤーを交換した。



まあとにかく、気持ちのいいほど、スコッスコッと変速ができるようになった。SHIMANO7速の廉価版ディレーラーは2,000円ぐらいであるけれど、このプーリーの1,700円が高いか安いかは、ちょっと違った次元の話だ。これで気持ち良く新年が迎えられ、1月3日100kmのツーリングに出かけて、気持ちよく走ることができました。私のように古い古いMTBに乗っている人は、修理の時に参考にしてください。

 参考資料:



これが、シマノ純正プーリーです。左側にはCENTERON G・PULLEYと書かれていて、右側はNARROWとなっている。左側が上で、右側が下に付いていた。よく見ると、ベアリングのところの構造が違う。中心のブッシュは同じだけれど、左側は樹脂のプーリーに金属のリングが圧入されていて、金属同士のメタルタッチだ。右側は、樹脂のプーリーと金属のブッシュがタッチしている。いずれにしても接触しているところは摩耗して、芯の振れたコマのように回っていた。

報告終了!

 

13年前のSHIMANO Deore LX 7速ディレーラーが修理できない。

2014/02/16

この記事はBOOKMARKS『60歳からの青春』2013年12月9日の記事です。

ここのところ、ちょっと変速時に違和感(切り替えが遅れる)があったので、ディレーラーを調べてみた。そうしたら、ディレーラー・ガイドプーリーがグラグラしている。ディレーラーのアームがきっちり動いてもプーリーがガタついていたら、チェーンをきっちりとシフトできないんだと思う。ざっと購入からの歴史を紐解くと、

  • 1996年1月に、GTマウンテンバイクを購入した。
  • 1999年2月に、トップギヤーでのチェーン跳びが激しくなり、ギヤーとチェーンを交換。約12,500km走行。
  • 2000年3月に、ディレーラーのリンクにガタが出てきて、変速がうまく行かなくなり、約15,800km走行でDeore LX 7速に交換。。
  • 2004年(27,000km走行)~2012年の間、訳あって自転車冬眠。
昨年自転車を再開してから6,400kmぐらいは走ってるので、初めに付いていたディレーラー(型式不明)よりははるかに長持ちして、まだそんなにリンクにガタも発生していない。でも、ディレーラープーリーは結構ガタがあって、もう寿命が来ているので交換しようと思った。豊中の有名なスポーツバイク店へ行って『7速のディレーラープーリーありますか?』と聞いたら、『エッ、まだ7速に乗ってるんですか・・・? 今は9速・10速が普通で、11速も出てますよ・・・』 人が機嫌よく乗っているのに『まだ7速・・・』は無いだろう。でも親切に店の中の引き出しを家捜ししてくれたけど、結局見つからなかった。その他中古パーツ屋だとかあちこち探してみたけれど埒が明かないので、シマノに電話をしてみた。電話口の人は本当に申し訳なさそうに、『・・・もう入手できません・・・』。『エェ、お宅のホームページには、(シマノ商品の補修パーツについて:シマノではほとんどの商品につきまして、ブレーキシュー・ワイヤー・替えギヤ等の消耗パーツはもとより、末永くご愛用頂くために、ネジ・キャップ・バネ・ワッシャー等の小物まで補修パーツをご用意・供給できる体制を取っております。ご購入につきましては、最寄りの自転車販売店までご相談下さい。)と書いてあるじゃない・・・』と、つい嫌味を言ってみた。これ以上責めても彼の責任ではなので、シマノも諦めた。メーカーとしての責任も、法律でどこかに決まっているんでしょう。きっと13年前のディレーラープーリーは、シマノの言う『ほとんどの商品』には入っていないんでしょう。



もう少しねばってみる事にした。シマノスモールパーツで、こんなパーツの資料を見つけた。絵を見たら歯数もT11だし、この⑩のパーツが絶対そうだと思った。もし間違っても、金額的に800円程度だからダメもとで注文しようと思ってクリックしたら在庫状態『完売』。やっぱりだめか・・・。

さらに粘ってみた。銀輪亭の出口さんが、ヤマハの電動アシスト自転車のテンションプーリーを貸してくれた。『サイズが合えは使ってみて・・・』、歯数もT11でなんとなく合いそうなので、自転車のプーリを外してノギスで寸法を測ってみた。残念、軸径はぴったしだけれど、ブッシュの幅が3mm近く広すぎる。ブッシュは硬いので、削るのも困難であきらめた。

安いものを大量生産して、古いものはじゃんじゃん捨てるのも時流だから仕方がないけれど、使っているうちに摩耗する部品ぐらいは何とかしてほしいなあ・・・。こんなちっこい部品が寿命になって、ディレーラー全体が使えないなんて可哀そうだと思う。


少しでも延命できればと、ワイヤーの調整やディレーラーの平行アームと関節の動きを滑らかにするために、洗浄と給脂をしっかりとしてみた。心もち、良くなったかな?どこまで持つか分からないけれど、本当に切り替えに支障が出るまで、もう少し使ってやろうか!

自転車で『右側通行』をしている皆様へ

2014/02/16

この記事は、BOOKMARKS『60歳からの青春』2013年12月7日の記事です。

趣味と健康の為、毎月400km以上自転車で走っている。自転車で走ってて一番怖いのが、右側を走って(逆走)くる自転車。その次に怖いのが、ヒヤッとするぐらいぎりぎりを追い抜く自動車だ。



自転車で『右側通行』をしている皆様、自転車は道路交通法で『左側通行』ってことをご存知ですか?もう少し詳しく言えば、自転車は軽車両(自動車と同じ車両の仲間)だから、車道を走らないといけません。歩道で自転車の標識があるところは、特別に『自転車も走ってよいですよ』と言う意味です。自転車の標識があるからと言って、ベルを鳴らし我が物顔で走ってはいけません。歩道で歩行者とぶつかって怪我をさせたら、大変なことになりますよ。歩道はあくまでも、歩行者の為の道路です。

もう一つ、路側帯のある道路では、自転車は右側でも左側でも走行できましたが、『改正道路交通法』が2013年6月14日に公布され、12月1日から路側帯も左側通行のみとなりました。

自転車で『右側通行』をしている皆様、なぜあなたは右側を走るのですか?おそらく車が走っている道路で右側を走ると、前から迫ってくる自動車が良く見えるし、相手もよく見えるだろうと思っていませんか?『相手からもよく見えるだろう』と言う思いは、自分にとって都合の良い、相手の善意に期待している考えです。自動車の運転手さんは、そんなにあなたを見てはいません。日本人らしく、相手を安易に信用してはいけません。『向こうが気づいて、避けてくれるだろう』なんて、とんでもない思い違いです。あなたの安心感・信頼感が、一番危険なのです。『自分の身は、自分で守る』のが、自転車で交通事故に合わない鉄則です。

自転車で『右側通行』をしている皆様、何故自転車は左側通行かご存知ですか?そんなこと無いよ、どっちを走っても良いはずだ・・・と思っている方は、高知県警の『キッズプラザ 土佐の高知のしばてん君の交通安全教室 自転車の乗り方編』をご覧ください。2番の箱をクリックです。私がスポーツ少年団の指導者をしていた頃、団員の自転車安全教室の教材に使ってたホームページです。とってもわかりやすく紹介されていますので、ぜひご覧くださいませ。

自転車は車両の仲間だから、車と同じく左側通行しなさい・・・と杓子定規に言っているのではありません。それなりにちゃんとした科学的な理由があります。

理由その1:

自動車の運転手さんが前を走っている自転車を発見した時、発見してから自転車とすれ違う又は追い越すまでの時間を考えてください。左側通行で同じ方向に走っていたら、双方の速度の差で近づきます。車が時速50kmで自転車が時速15kmだったら、引き算をして時速35kmで接近して追い抜きます。次に自転車が逆走して正面から走ってきた場合、双方の速度の差ではなく合計で接近して通過します。すなわち時速65kmで接近してしまいます。この時速35kmで接近するのか時速65kmで接近するかで、自転車と自動車が通過又は追い越すまでの時間は、右側を逆走した場合1/2ぐらいになります。と言うことは、あっという間に近づくんです。運転手さんがよそ見をしていたら、気が付いたら目の前に自転車がいた・・・、てなことになります。ね!、危ないでしょ!

理由その2:

不幸にして。自転車と自動車がぶつかった時のことを考えてみましょう。ぶつかった時の力を計算するのはちょっと複雑で、ぶつかってからグシャッと潰れて完全に止まるまでの時間が分からないと計算できません。硬い者同士がぶつかったら時間は短くなって力は大きくなるし、柔らかい者同士だったら時間は長くなって力は小さくなります。但し、長くなると言っても1秒以下での話です。時速65kmでぶつかった場合と時速35kmでぶつかった場合は、力の差は2倍程度か・・・とは思わないでください。3~4倍になります。骨折で済むか天国に行くかぐらいの差になります。

これまでを読まれて、『そうだったのか・・・』と思われた方は、次から左側通行をしてくださいね。

自動車の立場から考えると、前から走ってくる(逆走)自転車は自動車の運転手の意志とは無関係に、『すれ違わなければならない・・・』ということです。左側を走ってくれれば、追い越すタイミングは運転手が決める事が出来るんです。抜くのが難しければ、自転車のちょっと後ろを自転車と同じスピードで走って、抜ける所で十分間隔を取って安全に追い越せるんです。そういう状況で、自転車に乗っている人は『自動車の邪魔をして申し訳ないなあ・・・』てなことは、まったく考える必要はないのです。左側を走ってくれる方が、自動車の運転手から見てどれだけ助かるかしれません。車両の仲間なんだから、堂々と車道の左側を走ってください。

もう一つだけ、お節介をやかせてもらいます。日本人は農耕民族で、穏やかな性格をしています。相手の善意を、たやすく受け入れてしまいます。相手の善意を、当てにしてしまいます。とっても良いことなんですが、過ぎたるは及ばざるがごとし。



もし、日本の感覚で北京や上海の街中を自転車で走ったら、まず数分で車にひかれていると思います。中国では車の運転手は自転車乗りを見下しているし、自転車乗りは車の運転手を『こいつは、俺を轢こうとしている・・・』と疑ってかかってます。そこに緊張感が生まれます。日本人にはこの緊張感が無い。自転車と自動車の交通事故を減らすためにも、こういうところだけは少し中国人を見習ったほうが良いのかもしれません。但し、路上で罵声を張り上げて喧嘩はいけませんよ!

さあ自転車のみなさん、これから堂々と左側を走りましょう。願わくばヘルメットをかぶってね!もしかすると、貴方の命を守ってくれるかもしれませんよ。

自転車のブレーキの鳴きとの戦い(戦は終わった編)

2014/02/16

この記事は、BOOKMARKS『60歳からの青春』2013年10月18日の記事です。

また、この記事は、9月27日『自転車のブレーキの鳴きとの戦い(ブレーキ交換編)』の、続編です。自転車にあんまり興味のない方は、最後のパラグラフだけでも読めば、あぁそんなものなんだ・・・、と全てが理解できます。

昨年秋に、リムを交換してから悩まされてきたブレーキの鳴き問題、カンチブレーキからVブレーキに交換してからさてどうなったか・・・・。『完璧に終息宣言』です。ブレーキを交換してから朝の箕面滝道散輪で120km、昨日の京北の150km日帰りツアーを終えた。飛沫の上がる濡れた道を走っても全く鳴かず、見事に勝利した。はじめはブレーキを交換してからいろいろとブレーキシューを変えてみようと思っていたのに、何のことは無い、XTにもともと付いていたブレーキシューで、見事に鳴きは止まった。銀輪亭の出口さん、ありがとうございます。相談してみてよっかった。



このVブレーキは素晴らしい。今まで自転車のブレーキ性能って、こんなもんだろうぐらいにしか思っていなかった。でも、このブレーキにしてから『ブレーキって、こんなにも効くんだ』と思った。



この写真には写っていないけれど、前側ブレーキにはパワーモジュレーターが付いている。この装置、一言でいうとレバーの効き具合を鈍くするんだけれど、効き始めから最大の制動力までの、レバーの移動量が大きい。その分微調整ができるので、とっても使いやすい。以前のブレーキだと、下りのコーナーに入るかなり手前から制動しないと安全な速度に落ちなかったけれど、Vブレーキはカーブのちょっと手前からで、十分間に合う。自転車が重たい(約20㎏)せいもあって、タイヤはまずロックしない。



後のブレーキには、パワーモジュレーターは付いていないけれど、レバーを握ると前輪と感覚がそれほど変わらない。レバーを握ると、台座の付いているフレームが僅かに外に膨らむし、Vのレバーも若干撓んでいる。ワイヤーも前側に比べると何倍も長いので、これらの影響がパワーモジュレーターの働きをしているように思う。後輪のブレーキも、すごく気持ちよく効く。カンチブレーキでは、絶対にこんなことは無かった。カンチレバーの時は、おそらく80%は前輪のブレーキに頼ってたような気がする。

しかし、後輪は締めすぎると簡単にタイヤがロックしてしまう。前輪と後輪をうまく使えば、前輪のブレーキの負担も小さくなって、バランスよくスピードコントロールができそうだ。

もう一つよかったことは、カンチブレーキより小さな握力で同じかそれ以上の制動力が得られること。昨日の京北の帰りに思ったけれど、午後に入り距離が100kmも超えると、指先はしびれてくるし握力が下がってしまう。そんな時小さな力で制動力が得られるVブレーキは、もう最高のブレーキだ。



最後に、昨日の箕面からの帰りの下りで、前輪から突然ブレーキ時にアルミが削れる音がした。これはやばいと思って点検しようと思ったけれど、あと5kmで我が家なんでそのまま駆け降りた。そのうち音がしなくなって、今朝ブレーキを点検してみてびっくり。ブレーキシューの縦の4つ目のスリットに、何か挟まっている。近くにはゴムとアルミの粉が積もっている。



ほじりだしたのが、数字の9の上に写っている小石というか大きな砂粒。こんなものが、スリットに入り込むなんて、なんという希運だろうか。入れようと思っても、なかなか入りそうにない。まあ、リムの損傷も僅かで、まずは良かった良かった。

 さて、最後の最後に本題に入ります。何故ブレーキの鳴きが止まったんだろう、何故鳴は発生するんだろう。『結局わかりませんでした!』と言うのが結論なんだけれど、まあ一言でいうと『リムとブレーキシューの相性』みたいなものかな?ほらあなたの近くの夫婦でもいるでしょ、なんであんなブ男に可愛い子が嫁さんになるんだょ・・・・!よそから見たら、もしかして我が家もそんなふうに見られているのかもしれません。但し、『可愛い子』っていうところは、ちょっとこっちへ置いときます。

以上、戦は終わった編でした。

自転車のブレーキの鳴きとの戦い(ブレーキ交換編)

2014/02/16

この記事は、BOOKMARKS『60歳からの青春』2013年9月27日の記事です。

ブレーキの鳴きを止めるのに苦戦しているサイクリストは多いと思う。事の起こりは、昨年秋に自転車のリムが摩耗して割れてきて、ARAYAVP-20に交換したことに始まった。交換してしばらくして、やけにブレーキ時に悲鳴を上げるようになった。常套手段のリムとブレーキシューに角度をつけても、一向に改善しない。冬に入り、ますます悲鳴は大きくなってきた。リムを交換した石橋の自転車屋に出向き症状を訴えたら、ブレーキシューが古くなると硬くなって音が出る事があるという。いつもはブレーキシューの交換ぐらい自分でやるのだけれど、アドバイスをしてもらったお礼に生まれて初めてお金を払ってブレーキシューを交換してもらった。ところが何のことは無い、数日後からまた悲鳴が始まった。



ご存知これが、カンチレバーブレーキ。このお店には見切りをつけて、シマノやアラヤに色々と問い合わせてみたけど、通り一遍等の事しか回答が得られない。カンチレバーブレーキは、ブレーキシューも極端に種類が少ない。M65かM50かの2種類で、長さが違うだけだ。M65からM50にすると鳴きは若干改善されたけれど、滝のミストがリムに着くだけでも悲鳴を上げる。そうこうしているうちに春が訪れ、気温の影響か鳴きが収まってきた。

さてさてこのまま秋を迎え気温が低下すると、また鳴きが発生する。そこで、以前にJACCの池本さんから紹介された豊中の自転車屋さん『銀輪亭』に行って相談をしてみた。一見さんなのに、途中でパンク修理のお客さんが来たりおなじみさんが来られたり忙しい中、真剣に相談に乗ってくれた。一般的なことも話されたけれど、話の中で『このARAYA VP20は廉価版だから、アルミが柔らかいのかもしれない・・・』と言われた。帰ってからNETで調べてみたら、以前使用していて今も後輪で使用しているARAYA TM840Fと鳴くVP-20は、2倍近く値段が違う。お店では相談の結果と言うより私の主張を通して、ブレーキをカンチブレーキからVブレーキに交換してみることにした。Vブレーキは調整が容易だし、海外製品も含めて、色々なブレーキシューが用意されている。

さて、頼んだ部品の到着を待ちかねて、Vブレーキを装着した。勇んでカンチブレーキを外して、Vブレーキを取り付けてみた。



『あれれ??ブレーキの台座のネジの部分がへこんでる・・・』これは大変だ、シマノのカンチブレーキとVブレーキは互換性がないのか?もう夕方も近いし明日の早朝箕面滝道散輪もあるので、今日のところはとりあえずカンチブレーキに戻した。

困った時のインターネット検索。ありました、どんぴしゃりのブログが・・・・。写真も私のよりきれいに映っているので、興味のある方は是非そちらをご覧ください。結論から言うと、互換性があったのです。



前輪のVブレーキです。


後輪のVブレーキです。後輪は邪魔者も無く、あっという間に取り付け完了。

さて次に、ブレーキワイヤーの交換を始めた。理科の得意な人はブレーキを見たらわかるんだけれど、Vブレーキは非常に効率が高いので、カンチブレーキのブレーキレバーそのままだとブレーキが強すぎてとっても危険になる。そこでブレーキレバーのワイヤーの取り付け位置を変更しなくてはならない。そこでまた問題が発生。



ワイヤーの取り付け位置を変更するために写真中央の赤いパーツを外さないといけないけれど、外し方が分からない。

ブレーキレバーの裏側を見ても、外し方が分からない。赤いパーツの中央に何か小さなものが見えるので、虫眼鏡を持ってきた。見えました、+ネジの頭が・・・。暗いガレージで60過ぎのおっさんには、こんなちっこいネジは見えないなあ・・・。このネジを外すと、赤いパーツは簡単に取れた。

 

前輪には、パワーモジュレーターも付けました



カンチブレーキさん、17年間OVER 30,000kmに亘りありがとうございました。良く頑張ってくれましたが、おそらくもうあなたの出番はないと思います。ゆっくりとお休みください。

とりあえず、ブレーキシューはリムにべた当たりで取り付けた。家の前でちょっとテスト走行してみたけど、鳴きも出ずなんとなく調子がよさそうですよ・・・・。鳴きが発生するようだったらまたその時に角度をつけたり、ブレーキシューの材質を変更してみよう。さあ、明朝の箕面滝道散輪の下りがとっても楽しみです。ブレーキの鳴き問題とブレーキ性能・パワーモジュレーターの効果は、又後日談で紹介しましょう。

厳冬期の『六甲山』自転車縦走・・・、寒かっただけのお話し。

2014/02/06

2月5日偏西風の蛇行とやらで、日本列島に第一級の寒波がやってきた。北海道ではマイナス30℃近くまで下がったとか・・・。立派な仕事もしていないのになんだかんだと用事が詰まってて、まあ今日あたり出かけようかと、いつも通りまだ陽も昇らない朝の6時に真っ暗な自宅を飛び出した。西へ向かうには、六甲の裏を通るか芦屋・神戸を通るかだけれど、そうだ六甲山を越えてみようと思い立った。



豊中から国道176号線を小浜まで行って南下、宝塚市役所の手前の橋から武庫川の川面を写してみた。南東の方角だから、朝日を背景にしているのは生駒の山並みになるのかな?



まだ7時前で、阪急電車もまだそれほど込み合っていない、阪急逆瀬川駅付近です。さてここから逆瀬川を遡上して、六甲山頂に向かいます。



逆瀬川に架かるポンコツの橋の上から、上流を見上げたところです。この左手奥には、今年の冬戸隠の山小屋でお世話になった関西学園大学のキャンパスがある。



住宅街を抜けたところに、気温を示す電光掲示板があった。3枚ほど写したのに、マイナス4℃が写らない。じっと止まっていると、寒くて寒くて何時までも電光掲示板に付き合っていられないので先を急いだ。



谷筋の道は徐々に厳しくなって、ギヤーを一つまた一つと低速に下げていって、ふと見上げたら山の上の木々が雪で白くなっている。この時はまだ『綺麗やなぁ・・、この先もっと綺麗になったらいいのになあ・・・・』と呑気に構えてた。



ほら、陽もさして、青空に白い木々の枝がとっても美しいでしょ。ここを左に折れると、芦屋に下りてしまう。目指すは六甲山、あと7kmと書いてある。



せっかく止まったから、水分補給をしようとキャップを取って飲もうとしたら、なんだかペットボトルがカサカサ音がして、シャーベットが口の中に流れ込んできた。ボトルの内側には氷が付き、お茶の中は融けたカキ氷の様にもやもやしている。やっぱりマイナス4℃だと思った。



『ほおら、だんだんきれいな景色になってきたで・・・』と、凍結防止剤の塩カルのビーズをプチプチ踏んで走ってても、まだこの先の雪まみれの自分を想像すらしていなかった。



なんだか路面が怪しくなってきたなぁ~と思っていたら、ありゃこれはちょっと不味い状況になって来たなあ・・・。ここはちょうど鉢巻山トンネルの手前だ。六甲山頂の一軒茶屋は、もうちょっとのはず。



無事到着です。顔が疲れてる、いや歳のせいか・・・?ヒルクライムするのに、ツーリングバッグはいらんだろうと誰かに言われそうだけれど、何しろこの愛馬は農耕馬と言われるだけあって強烈に重い。

ロードバイクの人は逆瀬川からここまでを一つのコースにしているようで、色々なブログを見ると記録が載っている。今回は『cento1ポチポタ日記』さんのブログを参考にさせてもらった。ありがとうございます。ロードバイクの人は、このコースを60分ぐらいで駆け上がるようだ。暗峠でも思ったけれど、ロードの人ってどんなエンジンを脚に備えてるんだろうか?一度解剖してみたい。

ちなみに私の記録:

逆瀬川→六甲山頂:11.7km(自転車のメーターの記録)

所要時間:1時間37分(自転車が重いだとか、写真を写していたとか、還暦を過ぎているんだからとか言い訳をしても、やっぱり遅いものは遅いだろう!ハイ分かってます、今後精進します。)

平均速度:たぶん時速7kmそこそこで、駆け足ぐらいか。自宅から逆瀬川まで暗がりをAve21.7km/hで走ってきて、山頂に付いたらAve13.2km/hまで落ちてた。

その時は記録なんて考えてる余裕は無く、じっとしていると凍死しそうなので先を急ぐことにした。



まだまだ、こんな道が続きます。ブレーキをかけない限り滑ったりはしないので、まあまあ何とか走れる。26×2.0スリックタイヤのお蔭かな・・・。ブロックタイヤなら、もっと軽快に走れるのかな?



ようやく雪道地獄を過ぎた。ここで左折をすれば三宮に下りられる。下界は暖かいかもしれないという誘惑を振り切って、さらに西に進むことにした。



このコース、あんまり景色が良くないなぁ、大阪湾の方向かな・・・。人影の無い植物園や六甲山ホテルを過ぎて、やはり人影の無い六甲山牧場で小休止。閉園中でも係りの人が、ゴミを運んでた。『寒いですね・・』と声をかけたら、どっから来たん?と聞くので逆瀬川からと答えたら、『ようこんな日に上ってくるなあ・・・』と、ちょっと呆れ顔をされた。その気持ちは分からんでもない、自分でもそう思う。



六甲山牧場のところの、道路標識が目に入った。『摩耶山』か・・・、ちょっと気持ちが動いた。ここまで来たんだから、行ってみるか!ちょっと軽快に下ってちょっと頑張って登ったら、摩耶山の頂上に到着した。開けていて、なかなか気持ちの良い道だった。



いやぁ頑張ってきてよかった。抜群の景色だ。神戸の街並みとポートアイランド、その先に神戸空港が見える。



もう少し西にカメラを向けると、真赤な神戸ポートタワーが見える。残念ながらこのカメラと私の腕では、ポートタワーは判別不能の様だ。



カメラを東に向けると、大阪湾が雲間からさす陽の光で輝いていた。島は六甲アイランドかな?大阪湾が広がり、対岸まで何とか見える。



私があんまり綺麗だ綺麗だとはしゃいでいたら、山麓に住むというおじさんが『最近はあんまり綺麗に見えない、空気が汚れとるかもしれんなぁ。』 と言ってた。見通しの効く日は、関西空港や和歌山・徳島あたりまで綺麗に見えるそうだ。明石大橋は尾根筋が邪魔をして見えないらしい。このおじさん曰く、『眺めは六甲山頂からより、摩耶山からの眺めの方が絶対に良いょ。』確かにそうかもしれないなぁ・・・。あいにく摩耶山ロープウエイは、冬季間は客がいないのでお休みだとか。だからこんな広い展望台にこのおじさんと二人っきりなんだ。このおじさん、山麓の自宅から歩いて3時間でこの展望台に着くらしい。毎日登ってくる人もいるとか・・・。色々と解説していただいたので、もののついでにシャッターを押してもらった。



だいぶ下ってきて、もう雪道の心配はなさそうだ。国道428号線小部峠まで、あと1km。



小部峠に到着した。峠と言っても、後は山麓まで一気に下ってゆく。この国道428号線は、やたらと道が狭く車が多い。ちょっと広いところで止まって後につっかえた車をやり過ごしたりしたけれど、なんだか体がスムースに動かず思ったラインに乗れない。強烈な寒さで肩がバンバンになって、上半身の動きがぎこちない。追走してくる自動車の運転手さんは、随分心配してたかもしれない。



異人館のあたりを通って東に向かったけれど、異人館めぐりの観光客は全く無し。一方通行を逆走しているので、対向自動車に邪魔にならないように走った。東灘あたりからまた天気が怪しくなってきて、芦屋・西宮と雪に降られた。まあここまでくれば勝手知ったる西宮、凍死することは無い。

山手幹線を通って、武庫川を渡った。ここらあたりからは、もう9年間自転車通勤で通った通いなれたルートだ。一気に気が弛んで土手に上がってみたら、数時間前に遊んでいた六甲山が良く見える。芝生に寝っころがると、ほんのり背中が温かく日差しが心地よい。



さあ、後16kmぐらいか・・・、お腹もすいたしお家に帰りましょう。12月の清水寺の記事に続き、長いお話になりました。最後までお付き合いいただき、感謝いたします。最後は、何時もの自転車の記録と感想文です。

自転車の記録

走行距離:90.4km(いつもの2/3ぐらいしか走ってないなぁ、まあヒルクライムと厳冬期ということで、良しとしましょう。)

平均速度:17.8km/h(言い訳はしません、私の実力です。)

最高速度:50.5km/h(どこかな?やっぱり小部峠からの下りかな?)

走行時間:5時間5分(Auto. ちょっと休みすぎじゃあない?)

水分補給:500mlでお釣りが来た。

良かったこと:厳冬期の六甲山は自転車にとって厳しいけれど、この時しか見られない景色に触れられた。

残念だったこと:平日とはいえ、自転車乗りに誰一人出会わなかった。そうだよな、よほど物好きでない限り、こんな日にわざわざ雪の六甲を走ろうとは思わないよ。(註釈:私は物好きではありません。知らずに出かけただけです。)

以上、『厳冬期の六甲山縦走』でした。