第2回 『ぺダリアン塾』 堺の旅

今回のぺダリアン塾は、大輔さんの自転車を見に行こうツアーです。場所は堺の『シマノ・サイクル開発センター』 通称自転車博物館です。せっかく境に行くなら、幾つかの観光名所も行ってみましょう・・・、という事で。



この自転車が、地球を15万km・130か国を走った自転車です。では、出発です。



豊中組は8時に、豊中の銀輪亭出発。今回私は、GTのマウンテンバイク(ツーリング仕様)で参加した。台風接近による天候悪化に備え、念のためフロントバッグには雨具と着替えを突っ込んできた。



国道176号線を大阪市内に向かい、梅田から御堂筋を南下します。さすがに日曜の朝とあって、車はほとんど走っていない。



なんば集合組と合流して、道案内は地元のAnPonmanさんにお願いします。『西成あいりん地区を通るので、当たり屋に注意してね!』と、案内役のAnPonmanさん。



まずは、住吉大社にやってきました。この辺りを案内する、AnPonmanさんです。



ちょうどお祭りの日で、出店が並びます。



時間があったら、食べていくんだけれど・・・・。



では、本日1回目の記念撮影です。



ちょっとアップで、もう一枚。



路面電車も、ずいぶんと少なくなりました。生まれ育った尼崎では、国道2号線も路面電車が走ってたんだけれど、車社会に押されて消えてしまった。



大和川沿いに海まで出てみた。自転車レーンが完備されていて、とっても走りやすい。グリーンのウエアーは、来月ニュージーランドに出発する高繁さん。この人、何をしてもカッコいいなあ・・・、悔しいけど。ウノちゃん、だいぶ走る姿が、様になってきました。



今回もカズさん(写真左端)に、自転車講習をしてもらいました。ハンドルの違いによる、乗車姿勢とペダルの回し方です。写ってないのは、私とカメラをセットしている高繁さん。総勢15名です。



前回から恒例になった、くっつき虫走行です。ごめん高繁さん、切れてしまった。



堺の灯台にやってきました。窓がとってもお洒落な灯台です。



すでに現役は引退しているけれど、現存する木製灯台は珍しいそうです。今は埋め立てが進んでしまったけれど、明治のころはこの辺りが海辺だった・・・・というお話です。



やってきました、自転車博物館。大輔さんの自転車を、ようやく見られます。入場料は200円。いっぱいいたので『団体割引は無いんですか?』と聞いたら20名からで、残念。『中西大輔さんと一緒に、皆で大輔さんの自転車を見に来たんだけれど・・・』と言ってみたら、『出展者の関係の方は、無料です・・・・・』 何とラッキーな事でしょう。言ってみるもんです。



これが、大輔さんが使った自転車です。自転車だけで18kg、食料や水を満載すると70㎏を越えるとか・・・。



大輔さんの使った自転車の前で『放浪哲学』にサインをもらうのが、今回の私の最大のミッションです。大輔さんが『なんて書いたら良い?』と聞くので、『にわさんとは、一緒に走りたくない・・・って書かなければ、なんでもいいよ・・・』



『旅に出よう!』って、書いてくれた。ありがとうございました。



そのほかにも、世界一周をした84人のうち6台が展示されていた。このタンデム自転車は、宇都宮ご夫妻が10年間10万キロ走られたものです。夫婦喧嘩しなかったのかな?



この自転車博物館には、200年近く前(伊能忠敬が日本地図を書いた頃)にドイツで作られた自転車なども展示されていた。昔日本では、材木も自転車で運んでいたんだ。もちろん、変速機なんか付いていない。



ワイヤーが無かったころ、親父の自転車も、こんなブレーキレバーだったことをはっきり覚えている。



狸が住む、いたすけ古墳です。崩落した橋の向こうに、狸が数匹こちらを窺ってます。



餌にありつけると思って、姿を現した狸達です。



餌を求めて右往左往する狸を見るのも面白いけれど、オニグルミを投げて狸の相手をしている仲間を見るのも面白い。



仁徳天皇陵を見ようと陸橋に上がって見たけれど、何にもわからずに退散です。



そこで、堺市役所庁舎の上から見ようという事になった。



市庁舎21階からの眺めです。前方後円墳・・・、ちょっとそれらしく見えます。もう少し上から、眺めてみましょう。



これなら、はっきりとわかります。そろそろ、帰りましょう。



夕方5時半頃、国道26号線を北上し、なにわ筋です。日暮れがずいぶんと早くなってきた。流れ解散で、だんだんと仲間が散っていきます。



国道176号線に入ってあまりに車が多いのにうんざりして、神崎川を越えた菰江で服部緑地へ抜ける道に入った。懐かしい『魚富水産』です。私の退職の時、仲間がここでお祝いパーティを開いてくれた。何度か家族とも行ったけれど、なかなか良いお店ですよ。テーブルと椅子は、パイプですがね・・・。



魚富水産のすぐそばにある、二軒家の住吉神社はちょうど秋祭りです。山車の準備ができて、そろそろ引き回すのかな?



私の住む北部はだめだけれど、豊中でも南の方は、しっかりとお祭りが残っています。最後まで楽しませてもらった。

自転車の記録

走行距離:90.9㎞

平均速度:17.4㎞/h

最高速度:45.1㎞/h

走行時間:5:11:44

感想文:

大阪市内から南は走ったことが無かったので、ちょっと面食らった。信号はバカほど多いし、とにかく走りにくい。車と共に発展してきた都市だから仕方がないけれど、もう少し環境に優しい自転車が快適に走れるような街になってほしいなぁ・・・。以上、『第2回ぺダリアン塾、堺の旅』でした。

コメント / トラックバック 8 件

  1. aki より:

    にわさん早速のアップありがとうございます。
    第2回ペダリアン塾は残念ながらお休みさせていただきました。
    それでも90㎞も走ったんですね!
    お疲れ様でした☆

  2. 中川朝生 より:

    第2回ペダリアン塾に参加の皆様、お疲れ様でした。
    塾の内容をとってもわかりやすくアップしてくれた丹羽さんに感謝です。m(_ _)m
    3回目には、何とか参加したくなりました。

    今度はいつ開催されるのですか?

  3. 増田 より:

    お疲れ様でした。
    今回も楽しそうですね。地元だったので参加したかったです。
    確かに大阪は自転車にやさしくない街ですね。

    次回は参加できるよう努力します。

  4. アドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦 より:

    にわさん:

    いろいろと楽しませて頂きました。

    ありがとうございました!

    またご一緒できる機会を楽しみにしております!

  5. 稲地一晃 より:

    丹羽様

    メール有難うございました。
    十三駅前でお別れして、山手幹線を目指して走りましたが、
    尼崎迄来て、道が判らなくなり,jr尼崎から電車で帰りました。
    楽しく、走れたので喜んで居ります。お世話になりました。

    稲地一晃
    アナログ人間。

  6. カズ爺 より:

    広報活動盛況でありがとう御座います。
    皆さん楽しんでくれていますね。
    今後もこのような活動の機会を増やす為にも銀輪ペダリアン塾
    をどの様に企画するか検討する必要を実感しています。

  7. にわ まこと より:

    にわです。
    皆さん、たくさんコメントを頂きありがとうございます。
    akiさん:
    そうそう90㎞も走ったんですよ。峠がなかったから、篠山より楽でしたよ。今度一緒に走れることを楽しみにしています。
    中川さん:
    顔も十分治ってきたから、今度は一緒に走りましょ!どこが良いですか?
    勇介さん:
    てっきり来られると思ってました。今度は、峠道かもしれないですよ。また置いてきぼりにしないでください。
    高繁さん:
    一度一緒に走るだけで、随分と距離が近く感じます。ニュージーランド走破、頑張ってください。応援しています。
    稲地さん:
    尼崎の山手幹線は、なんだかよく分からないですね。川を越すと、よく分かるんだけれど。私も苦しいときの『輪行頼み』ができる様にしておこうかな?
    カズさん:
    第2回は、色々と課題の残った塾だったように思います。第3回に向けて、良い方向に繋げていきたいと思います。吹くのがへたくそだったけれど、合図としてホイッスルは良かったですか?

  8. サイクリング旅日記 » Blog Archive » 第3回『ぺダリアン塾』輪行講習会&紅葉の有馬温泉ツアーの巻 より:

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